こんにちは、櫻井真美です。
あなたは自分を良い状態に保つために
何か気をつけていますか？
身体の健康を保つための情報も
ありふれているご時世ですが、
肉体的なことは
とてもわかりやすいですよね。
〇〇という栄養素がガン予防に効く
とか
１日〇〇分運動すると
〇〇血圧が下がる
など
一文を読めばすぐに
理解し具体的な行動に移せます。
しかし、心についてとなるとちょっと
わかりにくいのではないでしょうか。
思考や感情や感覚というのは
目に見えないというのも
大きな要因の一つでしょう。
日々、瞑想やヨガをお伝えする中で
色々質問をいただくのですが、
比較的よくある質問が
「先生はどうやって自分を
いい状態に保っているのですか？」
というものです。
言葉で説明するなら、
私は自分の波動を高く保つために
次のようなことをやっています。
「自分の波動が下がった時に
その原因に気づいて、その原因を変える」
波動という言葉を使いましたが、
エネルギーや周波数、
あるいは「気分」という言葉でもいいです。
今ではほぼ無意識に行っていると思いますが、
最初からできていたわけではありません。
なぜ、無意識レベルに
行えるようになったかといえば、
もちろん「瞑想」です。
この技術は何かに集中する瞑想ではなく、
ヴィパッサナー瞑想によるものです。
別に波動を高く保つために
瞑想を始めたのではないのですが、
副産物としてできるようになりました。
ヴィパッサナー瞑想とは
日本語では「気づきの瞑想」と訳されます。
今の自分の状態に気づく
という訓練を積み重ねたら、
誰でも自然に徐々に
できるようになるものだと思います。
※※※
さて、波動が下がる原因について
みていきましょう。
ほとんどの人が、自分がモヤモヤ、
イライラした時、他人や出来事のせいで
自分の気分が害されたと考えます。
でも外界の出来事や他人が
自分の気分を害することができる
という考えを採用しているということは、
自分は被害者だと
言っているのと同じです。
・あの人が私の気分を害した
・あの出来事がなければ
私はこんな思いをしなくて済んだ
口には出さなかったとしても、
頭の中で思っていたら
それは、自分には力がないと
言っていることになります。
それに、すでに現象化してしまったものは
変えることはできません。
あの人が言ったこと、やったこと
あの出来事
は起こってしまったら
それを変えることはできませんね。
変えることができないことに対して、
あーでもない、こーでもないと
いつまでも考えていながら、
自分の心が整うわけがありません。
では、何を変えるのか？
それは内面的なもの 主に思考、感情です。
思考の発生はコントロールできませんが、
気づくことによってたくさんの選択肢が
生まれます。
ですから気づくことができたら、
自分でどんな波動でいたいかを
選ぶことができるのです。
理屈はとても簡単です。
しかし、すぐにできるようになる人は
とても少ないと思います。
そのために瞑想という
心の訓練の実践が必要なのです。
ぜひあなたにも
自分は波動を高く保てるという
自信をもちながら生きていただきたいです。
それにはヴィパッサナー瞑想が
とても効果的です。
瞑想に少しでも興味があるなら
一度やってみてください。
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